ロナウドが抜けたレアル・マドリーが不調...最大の不安材料は何か (4ページ目)
中山 だから、モウリーニョは選手と揉めてしまったんですね(笑)。
小澤 そうそう(笑)。いまその映像のことをふと思い出しました。
倉敷 ロペテギは最後まで職務をまっとうできるのかという点がCL4連覇に向けての鍵という気がしてきますね。精度よりも勢いを重視する傾向はマドリディスタに受け入れられるか、疑問です。結果を出し続けることができなければ違う道を探す必要もありそうです。
さて、チャンピオンズリーグ第1節はローマ戦でした。この試合からマドリーを分析する場合、ローマは中盤のインテンシティが非常に欠けていたという側面を指摘しておく必要があります。今季のローマはケヴィン・ストロートマンに加え、ラジャ・ナインゴランまで放出して中盤の強度がかなり落ちていました。ロペテギ監督はカゼミーロにも休息を与えたいと直前の国内戦でクロースをアンカーに置いたのですが、この役割を担うにはどうしてもインテンシティに欠け、うまくいきませんでした。
そこで、現在のマドリーにカゼミーロの代わりはいるのかということをお二人に伺いたいと思いますが、いかがでしょうか?
小澤 正直、いません。
倉敷 いない場合のオプションはありますか?
小澤 同じようなタイプとしてマルコス・ジョレンテがいますけど、昨季のジダン同様、ロペテギもあまり起用していません。
倉敷 これは大きな弱点になりませんか?
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