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最多先発出場は長谷部誠。ブンデス日本人選手12人の今季 (2ページ目)

  • 了戒美子●文 text by Ryokai Yoshiko photo by AFLO

◎=フル出場、○=先発、△=途中出場◎=フル出場、○=先発、△=途中出場岡崎慎司(マインツ/11位)

 2010~2011シーズンのシュールレと昨季の岡崎が残した1シーズンクラブ最多の15ゴール以上を目指したが、結果は12ゴールだった。だがチームはカウンターから岡崎を使うことを徹底したサッカーから、より主導権を握ることを目指すサッカーへと変化。得点源を岡崎以外にも置く中での12ゴールは立派なもの。少ないチャンスをものにしたからこその結果だ()。来季に向けて移籍の噂は絶えない。来季CL出場のボルシアMGを選ぶか、プレミアリーグのレスターへと動くのか、それ以外の選択肢があるのか。注目が集まる。

長谷部誠(フランクフルト/9位)

 33試合に先発出場は日本人最多。移籍1年目とはいえ堂々の主力ぶりだった。日本代表と同じくボランチで起用されているが、自己主張の強い選手たちの中でバランサー役を求められることが多い。本来の持ち味である攻撃参加やスピードを指揮官には求められるものの、他の選手との関係でなかなか生かせないことは、本人にとってフラストレーションだったようだ。

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