最多先発出場は長谷部誠。ブンデス日本人選手12人の今季 (3ページ目)
乾貴士(フランクフルト/9位)
監督がシャーフに代わったことで注目を集めた1年。試合中、ちょっとした指示を与えてコミュニケーションを取る様子からも、指揮官が乾を大切に扱おうとしていることがうかがえた。メディアからの批判をシャーフがたしなめるなど、期待値は高かった。終わってみれば27試合出場1ゴール。悪くない数字ではあるが、今後はシーズンを通して安定して活躍することが求められる。
長澤和輝(ケルン/12位)
2部時代にケルンに加入、今季は昇格した1部でのプレイに意気込んだが、シーズン前に内側靭帯断裂という大ケガを負う。さらに治療の後半には感染症にかかる不運にも見舞われた。だがシーズン終盤には戦列復帰。軸のぶれない安定したドリブルと、対人の強さ、感情を全面に出すプレイはサポーターの心をつかんでいる。来季こそは1部での活躍をと、本人が一番望んでいるはずだ。
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