劇的ゴールの清武弘嗣。ブンデス1部残留に貢献した日本人選手たち
欧州サッカー2014-15総括(3)~ブンデスリーガ日本人選手総括・後編~
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最終節フライブルク戦でゴールを決めた清武弘嗣(ハノーファー)大迫勇也(ケルン/12位)
1860ミュンヘンから移籍し、初めてブンデス1部でのプレイとなった1年。28試合出場3ゴールは一見物足りなく思えるが、時間を追うごとにケルンのカウンターサッカーの中での自分の生かし方を身につけたことは収穫だった。2列目での技術や守備面での貢献は計り知れない。とはいえ本人がかねてから口にしているのは「ストライカーとして認めさせる」こと。そのためには明らかな数字が必要だ。辛抱しながらチャンスを待ちたい。
細貝萌(ヘルタ・ベルリン/15位)
成績低迷にともないアウフスブルク時代からの恩師でもあるルフカイ監督が解任されると、そのあおりをもろに食らった。パール新監督によるチーム立て直しの目玉が、ルフカイの懐刀をピッチから外すという、分かりやすいパフォーマンスだった。来季もベルリンの体制が変わらない限り状況は変わらない可能性が高い。どのような決断をするのか注目される。
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