【Jリーグ連載】東京ヴェルディ・アカデミーで伝統的に受け継がれてきたものと、現代サッカーのなかでさらに求められるもの (3ページ目)
「高木駿(現札幌)とかもそうでしたけど、やっぱりみんな狭いなかでボールをつなぐことに憧れを持って(ヴェルディのアカデミーに)入ってきますからね。下手な選手は狙われて、よりプレッシャーをかけられながら、そのなかで自分を磨いて、うまくなっていく。それはセンターバックも然り、です」
現代サッカーにおいては、よりフィジカル要素が求められるようになったこともあり、「もっと運動能力があれば......」と言いたくなる選手は、もしかすると、かつてよりも増えているのかもしれない。
前出の小笠原にしても「僕たちのメインの武器はそれ(体格や運動能力)じゃないけど、やっぱりそこでも戦えるぐらいにしていかないと、メインの武器(技術や個人戦術)も消されるシーンが多い」と、11年ぶりのプレミアリーグを総括する。
だが、菊原は「もちろん、攻守両面でハードワークするとか、やらなきゃいけないことが増えているのも事実。サッカーがすごく変わってきて、だんだん10番がいなくなるとか、5番の選手が10番の役割もこなすようになるとか、トレンドの変化があるなかで、やっぱりヴェルディの感覚だけではね......」と前置きしたうえで、こう語る。
「ヴェルディで伝統的に大事にしてきたことを継承しながら、現代サッカーのなかで必要な部分、インテンシティだとか、ハードワークだとか、攻守の切り替えだとか、球際で負けないとか、そういうところをさらにプラスしていくことで、いい選手が継続して出てくるんじゃないかな。そういうところが、これからもクラブの強みになるんじゃないかなと思います」
(文中敬称略/つづく)
フォトギャラリーを見る
3 / 3





















































