サッカー界の「ドラ1」12人 高校、ユース、大学からいきなり欧州組になる注目選手も (5ページ目)

  • 飯嶋玲子、森田将義、土屋雅史●文・写真

碇明日麻 photo by Morita Masayoshi碇明日麻 photo by Morita Masayoshiこの記事に関連する写真を見る碇明日麻(大津高校→水戸ホーリーホック)
MF/2005年7月27日生まれ/187cm、70kg

 187cmの高身長を生かした競り合いの強さが魅力。高校入学後はセンターバックとしてもプレーしたが、本職であるボランチとしての潜在能力は高い。左右両足から判断よく長短のフィードを繰り出すだけでなく、手足の長さを生かしたボールキープも魅力十分だ。

「ボランチの一番は碇明日麻と全員に言ってもらえるようになりたい。そのためには、攻撃面で勝っていきたい」。そう意気込む今季はゴールへの積極性が増し、セットプレーやミドルシュートで得点を量産。「注目されるなかで結果を残すのがプロだと思う」と水戸での活躍を誓う。

佐藤恵允 photo by JUFA/Iijima Reiko佐藤恵允 photo by JUFA/Iijima Reikoこの記事に関連する写真を見る佐藤恵允(明治大学→ブレーメン)
FW/2001年7月11日生まれ/178cm、75kg

 実践学園高校時代は、本人曰く「最弱の代」で全国大会は無縁だったが、練習試合をきっかけに明治大学に進学。鮮やかなドリブルと裏への抜け出しでゴールを重ね、1年時からレギュラーに食い込んだ。前線からの守備とゴール前での対応力の高さも特徴のひとつだ。

 大学2年時に『AFC U23アジアカップ2022予選』のメンバーに選ばれたことをきっかけに、世代別代表にもたびたび招集されるように。大学進学時から海外志向が強く、今夏明治大学サッカー部を退部してドイツブンデスリーガのブレーメンへ移籍。

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