FC東京・仲川輝人が取り戻した稲妻のような鋭さ 先制弾&2度のVAR介入ファウル誘発で勝利に貢献 (3ページ目)
仲川のプレーには人の目を釘づけにする力がある。速いだけでなく、俊敏でありダイナミックだ。世界にはまず存在しない類の選手。世界のサッカーファンは日本のファン以上に驚くだろう。
日本代表に選ばれたことは1度しかない。しかも東アジアE-1選手権だった。現在30歳。もうひと花、咲かせてほしいものである。
著者プロフィール
杉山茂樹 (すぎやましげき)
スポーツライター。静岡県出身。得意分野はサッカーでW杯取材は2022年カタール大会で11回連続。五輪も夏冬併せ9度取材。著書に『ドーハ以後』(文藝春秋)、『4-2-3-1』『バルサ対マンU』(光文社)、『3-4-3』(集英社)、『日本サッカー偏差値52』(じっぴコンパクト新書)、『「負け」に向き合う勇気』(星海社新書)、『監督図鑑』(廣済堂出版)、『36.4%のゴールはサイドから生まれる』(実業之日本社)など多数。
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