ヴィッセル神戸、大迫勇也が別格の働き イニエスタぬきで守備は強固に→5試合わずか2失点で首位キープ (3ページ目)
神戸は5試合でわずか2失点。守備の安定は武器だ。
「シーズンに入るとき、『連敗はしない』というのはあったので、(勝利という)結果はよかったと思います。チームの守備の形がはっきりしてきました。前線からみんな(ボールを)追って、制限をしてくれるので、後ろはやりやすい」(神戸/山川哲史)
個人の精強さで守備から入って、ゴール前で迫力を出し、それが戦術になりつつある。個の力は絶大である。
代表戦の日程が入り、ルヴァン杯を挟んでしばらくJ1リーグは中断。イニエスタの去就も気になるところだが、4月1日、首位・神戸は敵地で京都サンガと関西ダービーを戦う。
著者プロフィール
小宮良之 (こみやよしゆき)
スポーツライター。1972年生まれ、横浜出身。大学卒業後にバルセロナに渡り、スポーツライターに。語学力を駆使して五輪、W杯を現地取材後、06年に帰国。著書は20冊以上で『導かれし者』(角川文庫)、『アンチ・ドロップアウト』(集英社)など。『ラストシュート 絆を忘れない』(角川文庫)で小説家デビューし、2020年12月には『氷上のフェニックス』(角川文庫)を刊行。パリ五輪ではバレーボールを中心に取材。
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