J1クラブ別「歴代最高のストライカー」は誰だ?【西日本10チーム編】 (5ページ目)

  • 中山淳●取材・文 text by Nakayama Atsushi
  • photo by AFLO

 2018年に韓国Kリーグでプレーしたが、それ以外は加入してから鳥栖ひと筋。これまでリーグ戦では計128ゴールを量産し、クラブの通算ゴール数ではダントツのトップ。36歳となった今季は主に途中出場でプレーするが、ゴールへの意欲は衰えていない。

★大分トリニータ「高松大樹」

 大分トリニータの日本人歴代最高ストライカーと言えば、クラブ通算最多得点者の高松大樹で間違いないだろう。

 高松が高卒ルーキーとして大分に入団したのは2000年。それ以来、2011年にFC東京でプレーした以外は、大分の絶対的ストライカーとして君臨し続け、リーグ戦で計75ゴールを量産した。

 2002年にクラブ史上初のJ1昇格に貢献すると、翌2003年にはアテネ五輪を目指すU−22日本代表に選出されて2004年アテネ五輪本大会に出場。クラブを代表するストライカーへと飛躍を遂げた。日本代表としても2キャップを誇る高松は、2016年に大分で現役を退いている。

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