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【サッカー日本代表】国内組・相馬勇紀の決意 ワールドカップのメンバー入りへ「前線の選手は数字でしか評価されない」 (4ページ目)

  • 原山裕平●取材・文 text by Harayama Yuhei

【日本の感覚とまったく違った】

── カタール大会はメンバーに選ばれましたが、出場は1試合のみでした。あらためて前回大会を振り返ると?

「自分の出たコスタリカ戦は唯一、負けた試合なので、悔しい思いは当然あります。ドイツ戦とスペイン戦はベンチから見ていたんですが、やっぱり大切なのはワールドカップの舞台で活躍することなんですよね。

 出ることでも、メンバーに入ることでもなく、自分があの舞台で活躍できる能力を持てるかどうか。そう思っているので、日頃からそこは意識しています」

── ワールドカップを経験したことは、その後のキャリアにどのような影響を与えていると思いますか。

「それまでにも親善試合で海外のチームと対戦した経験はありましたが、ワールドカップの舞台では、足が出てくるタイミングだったり、ボールを隠す位置や深さが日本の感覚とはぜんぜん違っていました。

 だから日頃からそれを体感できるように、海外でプレーすることの重要性を感じました。その後にヨーロッパ(ポルトガル/カーザ・ピア)へ移籍しましたが、身体が大きかったり、フィジカルの強い相手への対応などを学べたので、成長できたと自負しています」

(つづく)

◆相馬勇紀・後編>>長友佑都との約束「絶対にワールドカップに行こう」


【profile】
相馬勇紀(そうま・ゆうき)
1997年2月25日生まれ、東京都調布市出身。早稲田大学在学中から特別指定選手として名古屋グランパスでJリーグデビューを果たし、2019年に正式加入。2023年にポルトガルのカーザ・ピアに期限付き移籍でプレーしたのち、2024年7月にFC町田ゼルビアへ完全移籍する。日本代表デビューは2019年12月の中国戦。2022年カタールワールドカップメンバー。国際Aマッチ19試合5得点。ポジション=FW。身長166cm、体重68kg。

著者プロフィール

  • 原山裕平

    原山裕平 (はらやま・ゆうへい)

    スポーツライター。1976年生まれ、静岡県出身。2002年から『週刊サッカーダイジェスト』編集部に所属し、セレッソ大阪、浦和レッズ、サンフレッチェ広島、日本代表などを担当。2015年よりフリーランスに転身。

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