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【サッカー日本代表】国内組・相馬勇紀の決意 ワールドカップのメンバー入りへ「前線の選手は数字でしか評価されない」 (2ページ目)

  • 原山裕平●取材・文 text by Harayama Yuhei

【黒田監督からの要求は結果のみ】

── 意識の面での変化はありましたか。

「自分はキャプテンタイプじゃないですけど、年代的にも見られ方的にもチームを引っ張らなくちゃいけない立場だなと思っていました。声かけのところは(昌子)源くんや、(下田)北斗くん、(中山)雄太がやってくれたので、僕は結果でチームを導いていこうとプレーしていました」

── 黒田剛監督から一番求められていることはどういった部分でしょうか。

「僕に関して言えば、結果しか求められてないのかなと思っています。もちろん監督のスタイルを全うすることが前提にありますが、『そのうえで結果を出してくれ』と絶対に思ってくれているはずなので、そこは意識してプレーしていましたね」

── 黒田監督にかかわらず、期待されたり求められることは重圧になりますか。

「重圧ではなく、原動力ですね。ポルトガルでプレーしていた時に、やっぱり前線の選手って数字でしか評価されないんですよ。それを痛感させられたんですが、2シーズン目の最後のほうはかなり数字を出せたんです。

 そうすると、仲間が信頼してくれるようになりましたし、パスを出してくれるようにもなる。結果を出せばみんなの喜びにもつながりますから、攻撃の選手として結果を出すという気持ちは常に持っています」

── 天皇杯を制した一方で、リーグ戦では6位と、前年の3位から順位を下げる結果となってしまいました。

「そこが今のうちの課題かなと。トーナメントは町田のやり方にフィットしている大会だと思っています。一発勝負なので、ダイレクトプレーを増やしていけばいくほどゴールが近くなるし、先に1点を取れば相手に焦りが出てくるので、守備の強度を保ちながらカウンターで突き放すことができる。

 そういう戦い方がフィットしたからこそ、天皇杯で優勝できたんだと思うんです。でも、リーグは勢いだけじゃなく、継続力が求められます。だから、リーグ優勝するのは本当に難しいことですし、そこが僕たちにまだまだ足りないところだと思っています」

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