湘南・町野修斗がカタールW杯でピッチに立てなかった悔しさ「監督や周りの選手たちから信頼感も勝ち得ていなかった」 (5ページ目)
この記事に関連する写真を見る「W杯が終わって最初のシーズンになるので、周りから余計に注目されると思いますし、期待度も高いと思っていたので、大事なシーズンになると考えながらシーズンインしました。
W杯前のアメリカ戦に出場して、フィジカルの部分には特に差を感じていました。それもあって改めて、強くなろうと考えました。Jリーグでは余裕を持ってやれていれば、シュートだけでなく、いろいろなプレーができるタイプだと思っているので。
ただ、ストライカーとして一番はゴールを決めることなので、いろいろなことをやろうとしすぎて悪循環にならないように、力の使いどころは考えなければいけないなと、シーズンが始まった今、改めて思っています」
◆町野修斗・後編>>「這い上がってやる」精神でJ3→J1→日本代表へ
【profile】
町野修斗(まちの・しゅうと)
1999年9月30日生まれ、三重県伊賀市出身。大阪・履正社高3年の時に横浜F・マリノスの練習に参加し、2018年に正式加入する。2019年には出場機会を求めてギラヴァンツ北九州へ期限付き移籍後、翌年に完全移籍。2021年から湘南ベルマーレの一員となる。2022年7月の香港戦で日本代表デビュー初ゴールを記録し、カタールW杯にはケガで出場を辞退した中山雄太に代わって代表メンバーに選ばれた。ポジション=FW。身長185cm、体重80kg。
著者プロフィール
原田大輔 (はらだ・だいすけ)
スポーツライター。1977年生まれ、東京都出身。サッカー専門誌『ワールドサッカーグラフィック』の編集長を務めたのち独立。Jリーグを中心に取材し、各クラブのオフィシャルメディアにも寄稿している。主な著書に『愛されて、勝つ 川崎フロンターレ「365日まちクラブ」の作り方』(小学館クリエイティブ)など。
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