川口能活に聞く。Jリーグの若手GKが韓国人からレギュラーを奪うには? (5ページ目)
求められているのは、きっと、川口能活のようなGKなのかもしれない。ミスを恐れず、信頼感があり、かつ積極性を持ち合わせたGK。指導者になった彼が、そんなGKを育ててくれることを待ち望んでいる。
【profile】
川口能活(かわぐち・よしかつ)
1975年8月15日生まれ、静岡県富士市出身。1994年、清水商高から横浜マリノス(現F・マリノス)に入団。2年目には正GKとなりJリーグ新人王を獲得する。1996年のアトランタ五輪では「マイアミの奇跡」の立役者となり、1997年から2008年まで国際Aマッチ116試合に出場。2001年からポーツマス→ノアシェランと海外に挑戦し、2005年にジュビロ磐田へ。その後、FC岐阜→SC相模原を経て2018年に引退。現在は東京五輪代表GKコーチを務める。
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