W杯メンバー23名に思う。強豪国から、
ボールは誰がどこで奪うのか (5ページ目)
大島、柴崎等、日本が誇る技巧派の中盤が活躍しにくい環境を、西野監督自身が作り出そうとしているようにさえ見える。
「中盤」と「対応力」。それぞれに説得力がないうえに、両者は矛盾した整合性の低い関係にある。ガーナ戦を観戦し、メンバー23人の名前を聞き、そしてそれぞれの会見で、西野監督から多くの話を聞かされたが、率直に言って「古いな」との印象を抱いた。
W杯の舞台で、「対応力」の象徴であり、大島、柴崎の活躍の機会を奪いそうな3-4-2-1は見たくない。
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