【プロ野球】5試合で398球を投げて日本一、そしてMVP 「車をもらったけど...」 山口高志が明かす50年前の意外すぎる後日談 (6ページ目)
現在は母校・関西大の野球部アドバイザーを務めている山口高志氏 photo by Shiro Tanigamiこの記事に関連する写真を見る 現役引退後はコーチ、スカウトを歴任し、現在は母校・関西大で野球部アドバイザーを務めている。この日も最寄り駅から歩いてグラウンドへやって来ると、練習中は選手たちの間を忙しく動き回っていた。
「おかげでよう歩いてます。昨日も1万5000、6000、歩いてましたから」
そう言って笑う76歳。半世紀前、剛速球一本で日本シリーズを席巻した男は、今も変わらぬ足取りでグラウンドを歩き続けている。
あの秋、西宮球場の夕暮れのなかで生まれた伝説は、半世紀を経た今も、決して色あせることはない。
著者プロフィール
谷上史朗 (たにがみ・しろう)
1969年生まれ、大阪府出身。高校時代を長崎で過ごした元球児。イベント会社勤務を経て30歳でライターに。『野球太郎』『ホームラン』(以上、廣済堂出版)などに寄稿。著書に『マー君と7つの白球物語』(ぱる出版)、『一徹 智辯和歌山 高嶋仁甲子園最多勝監督の葛藤と決断』(インプレス)。共著に『異能の球人』(日刊スポーツ出版社)ほか多数。
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