サッカー日本代表はサイドバックとセンターフォワード不足が際立つ 弱点が透けて見える28人
シンガポールで行なわれるブラジル戦(11月14日)、パラグアイ戦(17日)に臨む日本代表のメンバー28人が発表された。
GK
早川友基(鹿島アントラーズ)、小久保玲央ブライアン(シント・トロイデン)、鈴木彩艶(アストン・ヴィラ)
DF
板倉滉(ボルシアMG)、渡辺剛(フェイエノールト)、町田浩樹(ホッフェンハイム)、伊藤洋輝(バイエルン)、瀬古歩夢(ル・アーヴル)、中野就斗(サンフレッチェ広島)、菅原由勢(カリアリ)、鈴木淳之介(コペンハーゲン)
MF/FW
伊東純也(ゲンク)、南野拓実(モナコ)、鎌田大地(クリスタル・パレス)、坂元達裕(コベントリー)、相馬勇紀(FC町田ゼルビア)、小川航基(FC町田ゼルビア)、前田大然(イプスウィッチ)、堂安律(フランクフルト)、田中碧(リーズ)、中村敬斗(リヨン)、佐野海舟(マインツ)、久保建英(レアル・ソシエダ)、鈴木唯人(フライブルク)、松木玖生(サウサンプトン)、佐野航大(PSV)、福田師王(カールスルーエ)、後藤啓介(フライブルク)
初招集は福田ひとりで、再招集は町田、南野、坂元、小川、菅原の5人。一方、前回(ウルグアイ、ベネズエラ、エクアドル、ニュージーランド戦)招集された選手で外れたのは、荒木隼人(サンフレッチェ広島)、冨安健洋(クリスタル・パレス)、安藤智哉(ザンクトパウリ)、谷村海那(横浜F・マリノス)、上田綺世(リール)、熊坂光希(柏レイソル)、望月ヘンリー海輝(FC町田ゼルビア)、田中聡(シャルケ)、塩貝健人(ヴォルフスブルク)、齋藤俊輔(ウェステルロー)、佐藤龍之介(バレンシア)の11人となる(追加招集者、途中離脱者、招集辞退者などを含む)。
今回の顔ぶれを眺めて気づかされるのはバランスの悪さだ。ウイング候補が8人もいるのに対し、サイドバック(SB)のスペシャリストは菅原ぐらい。CBを兼ねる中野、鈴木、伊藤を含めても4人止まりだ。
ブラジル戦、パラグアイ戦の招集メンバーを発表する日本代表の森保一監督 photo by Masato Fujita 森保一監督は久しぶりに4バックで戦ったニュージーランド戦(10月5日)後の会見で、次戦以降も4バックで戦いそうなニュアンスの言葉を残していた。今回のメンバー発表でも、「自ら突っかけていくサッカーを」と抱負を述べている。それを「より攻撃的に」と解釈するなら、3バック(5バック)より4バックのほうが適している。
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著者プロフィール
杉山茂樹 (すぎやましげき)
スポーツライター。静岡県出身。得意分野はサッカーでW杯取材は2026年北中米大会で12回連続。五輪も夏冬併せ9度取材。著書に『ドーハ以後』(文藝春秋)、『4-2-3-1』『バルサ対マンU』(光文社)、『3-4-3』(集英社)、『日本サッカー偏差値52』(じっぴコンパクト新書)、『「負け」に向き合う勇気』(星海社新書)、『監督図鑑』(廣済堂出版)、『36.4%のゴールはサイドから生まれる』(実業之日本社)など多数。

