【大学駅伝】「早大はちょっと強すぎますけど、2番手争いはできる」 全日本6位の駒澤大・藤田敦史監督が語った本音
【新戦力が生まれた前半】
11月1日の全日本大学駅伝で駒澤大は、3位以内を目標に掲げながらも6位という結果だった。昨シーズン、主力として走った安原海晴(4年)、村上響(4年)を外したうえ、谷中晴(3年)と小山翔也(4年)も故障で欠くという、苦しい事情があったと藤田敦史監督は明かした。ただ、その穴を埋めるように起用した選手たちの走りには、箱根へつながる手応えもあった。
箱根でのリベンジを誓った桑田駿介 photo by SportsPressJP/AFLO
「(13人の登録メンバーに入った)安原、村上は悪くはなかったですが、状態を比較するとほかの選手のほうがよかったので外しました。本来なら谷中と小山も使わないといけませんでしたが、その2枚が使えなかったのはやはり痛かったです。
小山は出雲駅伝に出たあとから、ちょっと足の不調を訴えていたので、『もうこれは無理だな』と思ってやめようと話をしました。谷中も出雲が終わって復活するかなと思っていましたけど、まだ故障した部分が気になると言うので『じゃあやめよう』と早い段階で外していました」
それでも、全日本初出場となる選手を試すなど、箱根駅伝に向けて意図のある起用も行なった。
「谷中と小山の2枚が足りない状況で、どこまでやれるかという感じでしたが、そのなかでも1区、2区、3区は流れに乗れたので、そこは収穫かなと思います」
1区に起用したのは、今季の出雲が初駅伝で2区区間8位だった上岡煌(2年)。序盤からスローな展開で最後のスパート合戦になったが、しっかり先頭グループについて区間3位でつないだ。
そしてエース区間の2区では、出雲1区で区間賞の鈴木大翔(1年)が、楠岡由浩(帝京大・4年)や、早稲田大のスーパールーキー・増子陽太(1年)とハイレベルな競り合いを展開。最後はふたりに突き放されたが、粘りの走りで、区間3位ながら従来の区間記録を更新した。
続く3区では、早大が独走状態をつくり始めたなかで、駅伝の初出場の牟田凜太(2年)が、区間6位タイながらも、ほぼ想定どおりのタイムで帝京大を抜いて2位に順位を上げた。
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