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【大学駅伝】「早大はちょっと強すぎますけど、2番手争いはできる」 全日本6位の駒澤大・藤田敦史監督が語った本音 (3ページ目)

  • 折山淑美●取材・文 text by Toshimi Oriyama

【伝統の走りを取り戻せるか】

 出雲駅伝の前は、チームの練習から離れ、大八木弘明総監督が指導するGgoatで練習をしていた桑田は、チームが弱体化したと言われるなかで「自分がチームを牽引しなければいけない」という意識も持っていた。しかし、、チーム状況もあって前半から突っ込まざるを得ず、後半に伸びを欠いた。

「自分がチームを背負っているという気持ちも少なからずありますが、先輩たちはしっかり背負いながらやってきたと思うので、自分もそういう気持ちを持って走れるようにやっていかないといけないと思います。

 自分の走りをするというのが箱根でも大事になってくると思うので、気持ちを切り替えていきたい。今回よかったところもあると思うので、そこをどう伸ばしていけるかを考えてやっていきたいと思います」

 桑田は今回の結果を見て、「自分のところまでは流れもよかったので、そう考えると自分も肩の荷を下ろしてやってもいいのかなとは思います」と話す。

 さらに植阪も「弱いと言われるなかで、チーム状況も悪くて不安な時期が続いたけれど、自分も4年生だから引っ張っていかないといけないという思いでなんとかやってきた感じです。そのなかで、試合で結果が出るような調整のやり方をある程度確立できたことが安定感につながったと思います。今日は他大学の主力と勝負をして、ベースのスピードが足りないと感じたので、今後、27分台を出して(箱根の)往路で勝負できるようになりたい」と意欲を口にする。

 そして藤田監督も前半は下級生で流れをつくれた手応えを踏まえ、箱根へ向けてはこう話す。

「今回の5時間03分台という大会新記録を見たら早大はちょっと強すぎますけど、2番手争いはできる。だから、ミスなくやる駅伝をチームでつくり込んでいくことが大事かなと思います。本当に少しずつ目途が立ってきたところはあるので、あとはこの2カ月で。去年は全日本で勝って箱根が全然ダメだったので、その反省を踏まえてしっかりつくり込みたいと思います」

 全日本に万全の状態で臨めなかった駒大だが、悔しい結果のなかから、箱根で戦うための光をいくつか見つけた。

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