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【WBC 2026】アメリカもドミニカも関係ない 憧れを知らない男・源田壮亮が語る「侍ジャパン連覇のカギ」 (3ページ目)

  • 中島大輔●文 text by Daisuke Nakajima

【勝つための必要な要素は運】

 今回も大谷が侍ジャパンの中心になる一方、内野の要はショートだ。ライバル国を見渡すと、アメリカにはボビー・ウィットJr(ロイヤルズ)とガナー・ヘンダーソン(オリオールズ)、ドミニカ共和国にはヘラルド・ペルドモ(ダイヤモンドバックス)とジェレミー・ペーニャ(アストロズ)という攻守にハイレベルのショートが揃うなか、源田は日本的な選手と言えるだろう。

 常に万全の準備で試合に臨み、三遊間の広大なエリアを華麗なステップワークでカバーする。精緻なプレーで確実にアウトを積み重ねるその守備には、日本人ならではのよさが凝縮されている。

「僕は、バタバタしてしまってはダメだと思っているので、そこはしっかり意識しています。練習中に連係プレーをしていて、いろいろな意見が出て『どうしようか』となった時には、僕が『こうしよう』と声をかけたり、足を細かく動かしてリズムをつくったりしています。そんなところですよね」

 大谷とはまた違った意味で、源田だからこそチームにもたらす安心感がある。井端監督や金子コーチが深い信頼を寄せる理由も、そうした姿にあるのだろう。

 いざ、WBC連覇へ。勝つための必要な要素について、源田はこう考えている。

「もちろん、みんな全力で戦いますし、勝ちにいくのは当然。あとは運じゃないですか。前回も、運があったから優勝できたと思います」

 人事を尽くして天命を待つ。野球人生最大の舞台で再び頂点に立つために、源田は万全の準備で戦いに挑む。

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