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【プロ野球】初芝清が会社を説得してまでロッテに進んだわけ 「なんとしてもプロに行かなくてはならない」 (4ページ目)

  • 水道博●文 text by Suido Hiroshi

── 2003年には「代打で7打席連続安打」の日本記録も樹立されました。

初芝 その年は常時出場ではなかったので、出番は4、5試合に1打席とかで、「7打席連続」とはいえ、達成には1カ月ほど要しました。代打のコツというよりは、とにかく球種を問わず、少々ボール気味でも1球目から仕留めるつもりで、集中力を高めて振っていました。記録を達成した7打席目は、たしか帆足和幸投手(西武)からレフトへと2ランホームランでした。

── 現役通算17年で1525安打、232本塁打。プロ入り前の目標と比べて、この数字はいかがですか。

初芝 数字についてはほとんど何も思わなかったですし、通算2000安打にしても、まだ先だったので意識しませんでした。プロ入り後、自分はホームランバッターというよりも中距離ヒッターだと思っていましたが、ある人に「200本塁打の選手が何人いるんだ」と言われたことがあって、そういうものなのかと思ったことはありました。

── また、二塁打は通算332本(史上62位)です。自ら一気に得点圏へ進める二塁打が多いのは価値があると思います。

初芝 単純に足が遅くて、三塁に行けなかっただけです。自分が走者を返す分にはいいですけど、二塁に到達しても、次打者のヒットで生還できないことが多々ありました。ご迷惑をおかけしました(笑)。

つづく>>


初芝清(はつしば・きよし)/1967年2月26日生まれ。東京都出身。二松学舎から東芝府中に進み、88年のドラフトでロッテから4位指名を受けて入団。95年に打点王、ベストナインを獲得するなど、強打の三塁手として活躍。ロッテ一筋17年、「ミスター・ロッテ」「幕張のファンタジスタ」としてファンに愛され、2005年に現役を引退。その後、社会人野球のコーチ、監督を歴任し、現在は解説者として活躍中

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