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【プロ野球】中田翔が感じたセ・パの野球の違いとは? 海外挑戦を発表した岡本和真、中日で期待の主砲候補にはエール (4ページ目)

  • 白鳥純一●取材・文text by Shiratori Junichi

――来年は第6回WBCが開催されます。

「"侍ジャパン"に選ばれる可能性がある選手は、『いつ声がかかってもいいように』とトレーニングを続けながら、気を張ったシーズンオフを過ごしていると思いますよ。プレッシャーに打ち克つには、『ここまでやったから大丈夫だろう』と思えるまで、極限まで自分を追い込むしかないんです。

 とはいえ、追い込みすぎてケガをするわけにもいきませんから、その加減は難しいでしょう。ただ僕の場合は、『今年は侍ジャパンに選ばれるかも?』と思っていたシーズンオフは、とにかく納得いくまで練習するようにしていました」

――先ほどの『日韓ドリームプレイヤーズゲーム』では、中田さんファンの代表でもある牧野真莉愛(モーニング娘。'25)さんとの8年ぶりの再会もSNSで話題を集めました。当日はどんなお話をしたんですか?

「おそらく彼女は、小学校2、3年生の頃からずっと応援してくれていて、千葉の鎌ケ谷にある2軍の施設にも来てくれたことをよく覚えています。牧野さんが活躍するようになってからはなかなかお会いできなかったんですが、ドリームプレイヤーズゲームでは『これからもずっと応援しています』と言葉をかけてもらいました」

――最後に、ファンのみなさんへメッセージをお願いします。

「18年間の選手生活のなかで、悔しさを味わったり、心が折れそうになったり、投げ出したくなるような場面もたくさん経験してきました。でも、そんな苦しい時も、ファンのみなさんが声援を送ってくれたおかげで、前を向くことができました。

 今年で引退することになりましたが、温かく後押ししてくださったみなさんにはあらためて感謝の思いを伝えたいです。これからは僕もひとりの野球ファンとして、一緒にプロ野球を盛り上げていきたいと思っているので、みなさんと交流を深められたらうれしいです」

【プロフィール】

中田翔(なかた・しょう)

1989年4月22日生まれ、広島県出身。大阪桐蔭では甲子園に3度出場し、高校通算87本塁打。2007年高校生ドラフト1巡目で日本ハムに入団。2021年シーズン中に巨人にトレード移籍。2024年中日に移籍し、2025年シーズンをもって現役を引退することを発表した。通算成績は1784試合、1579安打、309本塁打、1087打点、打率.248。3度の打点王のタイトルを獲得した。

野球ファンコミュニティの「ウッチャエ!」は、今秋をもって18年間の現役生活に幕を下ろした中田翔氏のトークイベント、「中田翔引退記念トークライブ〜最後のフルスイング〜in Tokyo」を2025年12月12日(金)に三越劇場にて開催する。

大阪桐蔭高校時代から"怪物"と呼ばれ、プロでは通算300本以上のホームランを放ち、3度の打点王を獲得。侍ジャパンの4番としても活躍を見せた"平成の主砲"、中田翔選手がこれまでに歩んだ激闘の日々を振り返る。

MCを務めるのは、中田氏と高校時代の同級生で、投手・中田翔とバッテリーを組んだ岡田雅利氏(現、埼玉西武コーチ)と、元日本ハム時代の先輩米野智人氏。中田氏と交友の深い
の2人のMCが、これまでの名場面を振り返りながら、中田氏の本音に迫る。
最後の一振りを、あなたの心に。

【イベント概要】

<イベント名>「中田翔引退記念トークライブ〜最後のフルスイング〜in Tokyo」

<主催>株式会社IforC(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:高松隆太)

<日時>2025年12月12日(金) 18:30〜20:00 (受付開始 17:45予定)

<会場>三越劇場 東京都中央区日本橋室町1-4-1 日本橋三越本店本館6階

■チケット申込先、詳細はこちら>

ウッチャエコミュニティとは?>

ウッチャエコミュニティは、元プロ野球選手の"挑戦ストーリー"を応援する野球ファンコミュニティです。メンバーに登録すると、ウッチャエ主催イベントへの先行予約、メンバー割引のほか、オンライン上や定期的なオフ会でメンバー同士の交流が可能となり、運営メンバーとの"イベント企画会議"にも参加できます。運営メンバーとコミュニティメンバーが一体となって、元プロ野球選手のセカンドキャリアを応援しています。

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