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オリックス・山下舜平大が野茂英雄の助言に「そういうことか」 フォークを磨いて球種も増? (4ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

── 高校時代の山下投手にとっては、「ストレートを磨くため」という意味があった。

山下 そうなんです。意味があるかどうか。

── 「山下投手みたいになりたいから」だけでは、意味が薄いわけですね。

山下 そうです、それはちょっと違うと思います。うれしいですけど、「憧れるのをやめましょう」という感じですよね(笑)。

── 最後に名言をいただき、ありがとうございました(笑)。2024年も山下投手の投球を楽しみにしています。

山下 ありがとうございます!


山下舜平大(やました・しゅんぺいた)/2002年7月16日、福岡県生まれ。小学3年で野球を始め、三宅中では軟式野球部に所属し、福岡選抜入り。福岡大大濠高では1年秋からベンチ入りし、2年夏はエースとして県ベスト8入り。20年ドラフト1位でオリックスに入団。プロ3年目の23年、開幕投手で一軍デビューを果たし、9勝3敗、防御率1.61の成績を残し、パ・リーグ新人王に輝いた

著者プロフィール

  • 菊地高弘

    菊地高弘 (きくち・たかひろ)

    1982年生まれ。野球専門誌『野球小僧』『野球太郎』の編集者を経て、2015年に独立。プレーヤーの目線に立った切り口に定評があり、「菊地選手」名義で上梓した『野球部あるある』(集英社/全3巻)はシリーズ累計13万部のヒット作になった。その他の著書に『オレたちは「ガイジン部隊」なんかじゃない! 野球留学生ものがたり』(インプレス)『巨人ファンはどこへ行ったのか?』(イースト・プレス)『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)など多数。

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