「侍ジャパンのみなさんも次回大会は油断しないでください」チェコ大使館の領事に聞いた、WBC後の野球人気と国内リーグの現状 (4ページ目)

  • 白鳥純一●撮影・文 text & photo by Shiratori Junichi

――今年9月には、ヨーロッパ選手権がプラハとブルノで行なわれます。チェコの野球に興味を持った日本のファンの中には、現地まで応援に行く方もいるかもしれません。そんな日本人にオススメのチェコの見所などを教えてください。

「ひとつの例ではありますが、チェコ国内には、ユネスコの世界遺産に登録されている場所がたくさんあるので、そちらをご覧いただくのもいいと思いますよ。例えば首都のプラハは、歴史地区として街全体が世界遺産として登録されていますし、ブルノにもツゥーゲントハット邸やレドニツェヴァルチツェの文化的景観などの特徴的な建物があります。

 中世の街並みや城郭が残るチェスキークロムロフも魅力のある街です。野球に限らず、すでに多くの日本人の方が訪れている場所だと思いますが、チェコを訪問された際には、ぜひ足を運んでみてほしいです」

――先の話になりますが、2026年には次のWBCも開催されます。再びチェコ代表と侍ジャパンが対戦する機会もあるかもしれませんね。

「私はチェコ代表が、次こそは侍ジャパンに勝てると思っていますよ。侍ジャパンのみなさんも油断しないでくださいね。再び素晴らしい戦いができることを楽しみにしています」

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