第6回WBCの予想メンバーを3人の記者が選出 大谷翔平、佐々木朗希、村上宗隆以外も逸材だらけ (2ページ目)

  • photo by Koike Yoshihiro,Ohtomo Yoshiyuki

 今回、日本ラウンドで山田哲人(ヤクルト)、岡本和真(巨人)の放物線を描いた打球が外野フェンスぎりぎりで捕られるシーンを目にしたが、練習から打球速度や角度を意識して打つようになると、これらの打球が外野フェンス直撃、あるいはスタンドインに変わっていく可能性がある。

 大谷の打撃練習を目にした選手たちはいろいろ感じているはずで、今後、日本の打者もテクノロジーをうまく使ってレベルアップしていくのではないか(投手の取り組みはすでに進んでいる)。以上の観点から、2016年WBCの日本代表候補として強打を期待できる打者を中心に選出した。

 投手については、2023年大会でメンバー入りしなかったメジャー組の千賀滉大(メッツ)や菊池雄星(ブルージェイズ)に日の丸を背負って大舞台で投げてもらいたい。山下舜平大(オリックス)や才木浩人(阪神)など、今後飛躍が期待されるメンバーを選んだ。

 そのなかで八尋大誠は、アメリカのグラウンドキャニオン大学でプレーする大型左腕投手。筆者は生で見たことはないが、メジャーのドラフト候補で、信頼する複数のトレーナーが「こいつはすごい」とポテンシャルについて太鼓判を押している。既存のルートとは異なる道を歩む選手が日本代表に入ると球界全体に好影響が生まれるはずで、期待を込めて名前を挙げた。

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