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高木豊も「期待外れ」が多かった今季のパ・リーグ助っ人たち。4段階で最高評価◎のチームはゼロ (6ページ目)

  • 浜田哲男●取材・文 text by Hamada Tetsuo
  • photo by Sankei Visual

◆日本ハム【野手△/投手○】

 スイッチヒッターで、内外野複数のポジションが守れるアリエスメンディ・アルカンタラは打率.209、14本塁打、28打点と低迷したが、1試合で左右両打席本塁打をマークするなど印象に残るプレーも見せた。コディ・ポンセは、外国人投手として16年ぶりとなるノーヒット・ノーランを達成したものの、以降の試合では安定感を欠いた。

「日本人選手を含めて多くの選手を試していた関係で、助っ人も試合に出たり出なかったりでしたから評価が難しいです。日本ハムの現有戦力であれば、アルカンタラは常時使うべき存在だと思うのですが、若手を育てなければいけないということもあって出場機会が少なかったですね。ただ、その中でもホームランをしっかり打っていますし、よくやっていた印象です。打席数(285)を考えれば、シーズンを通して起用すれば30本近くは打つと思いますよ。

 ポンセや(コナー・)メネズ、5年目の(ブライアン・)ロドリゲスなど、素質豊かなピッチャーが揃っていますね。ポンセはソフトバンク打線相手にノーヒット・ノーランをやっていますし、メネズはロッテ戦で先発した時の投球(5回無安打)はキレッキレでした。この3人のピッチャーは来年もいたら面白いと思います」

【主な助っ人外国人の成績】

(野)アルカンタラ 97試合 打率.209 14本塁打 28打点 出塁率.267 OPS. 658

(野)ヌニエス 63試合 打率.174 4本塁打 12打点 出塁率.228 OPS. 527

(投)ポンセ 14試合 3勝5敗 防御率3.35 QS率50.0

(投)ロドリゲス 22試合 3勝2敗8ホールド 防御率2.20 

(投)メネズ 15試合 1勝0敗6ホールド 防御率1.08 

【2022年セ・リーグの助っ人通信簿。ヤクルトに最高評価。野手、投手が×だったのは?>>】

元プロ野球選手のYouTuberのパイオニア

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