ロッテ佐々木朗希が語る自身の成長と大谷翔平。「僕も常識を覆すようなパフォーマンスを見せたい」 (5ページ目)

  • 中村計●取材・文 text by Nakamura Kei
  • photo by Sankei Visual

――後半戦に向けて、具体的な目標はありますか。

「1試合でも多く投げて、最終的には、中6日で投げたいなとは思っています」

――そのあたりは、もうコーチ陣とは話し合っているのですか。

「してません。ただ、そうできるよう、準備はしておきたいと思います」

――内情を知らないからでしょうが、もっと短い間隔でどんどん投げさせたほうがいいのではという意見もあるようです。でも、本人からしたら、投げられるものなら投げたいわけですよね。

「投げることが仕事なので」

――そこはチームの方針や育成プランがあるわけですもんね。

「やらなければならないことの順番があるので。それをひとつずつクリアしていけば、(いずれは)1、2年目のこと(心配する意見)は、忘れてくれるのかなと思います」

――日本球界史上、ナンバー1の素材と言われていますが、そういうふうに見られるのは重く感じますか。

「むしろ、そのほうが、(自分自身も)将来性にかけてみたくなるので。1番になれるかもしれない、というモチベーションになります」

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