【MLB】大谷翔平が日本凱旋で放った輝きにチームメイトは「ビーストのような存在」「歴史上最高の選手」 (4ページ目)
今回の東京シリーズではムーキー・ベッツ、フレディ・フリーマンが体調不良で急遽欠場となり、1番・大谷がMVPトリオの看板を一身で背負った。我が道を行く二刀流、MLB史上初のシーズン50本塁打&50盗塁という偉業を達成した男は、東京ドームに架けたアーチでまたひとつ伝説をつくった。
豊かな表現力で大谷の魅力を語ってきたロバーツ監督は19日の会見終盤、最後の質問に答えた。
「ショウヘイは我々全員と同じように、毎朝パンツを履いて準備する。でも、もしスーパーヒーローがいるとしたら、ショウヘイが一番近い存在なのかもしれない。大事な試合、大事な場面で、彼はいつも結果を出してくれる」
2025年3月18・19日に開催された、カブス対ドジャースの歴史的な東京シリーズ。類を見ないスーパーヒーローが、世界中のファンに野球の魅力を堪能させてくれた。
著者プロフィール
中島大輔 (なかじま・だいすけ)
2005年から英国で4年間、当時セルティックの中村俊輔を密着取材。帰国後は主に野球を取材。新著に『山本由伸 常識を変える投球術』。『中南米野球はなぜ強いのか』で第28回ミズノスポーツライター賞の優秀賞。内海哲也『プライド 史上4人目、連続最多勝左腕のマウンド人生』では構成を担当。
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