イチローと野球殿堂の地・クーパーズタウンとの知られざる絆 「自分の心を浄化してくれる特別な場所」 (4ページ目)
現役の選手が将来、自身の使用した道具や記念品をすべて博物館に寄贈すると約束したのは、初めてのことだという。
24年に渡るイチローと野球殿堂博物館の関係は、今回の殿堂入りをもって新たな次元に達した。今後、イチローは「来館者」ではなく、「住人」として野球の聖地に迎え入れられることになったのだ。
著者プロフィール
ブラッド・レフトン
1962年、米ミズーリ州セントルイス生まれ。地元ラジオ局で大リーグ取材に携わった後、92年ミシガン大学で修士号取得。その後、NHKの番組制作に携わるため来日。96年に帰国。現在、日米両国の雑誌やテレビでフリージャーナリストとして活躍中。日本人メジャーリーガーや日本でプレーする外国人選手の取材を積極的に行なっている。
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