大谷翔平「投手で4番」はあるか。登板日に打席に立つ可能性もある (6ページ目)

  • 福島良一●解説 analysis by Fukushima Yoshikazu
  • photo by AFLO


 ウインカーは2012年にドラフト1巡目追補・全体49位指名でプロ入りした左打者の26歳。2017年のメジャーデビュー以来、着実に出場機会を増やし、昨年は113試合で自己最多の16本塁打をマーク。1番打者としても出塁率.387と、好成績を残しています。

 秋山選手は西武時代、直近5年間で出塁率.399をマークし、センターの守備では6度もゴールデングラブ賞に輝きました。その実力がメジャーでも発揮できれば、ライバルに負けないと思います。攻守でチームを引っ張るリードオフマンとしての役割に期待したいです。

 最後に、マイアミ・マーリンズの加藤豪将内野手についても取り上げましょう。

 2013年、加藤選手はドラフト2巡目・全体66位指名でニューヨーク・ヤンキースに入団。昨年は初めてマイナー傘下3Aで開幕を迎え、一時は打率.350、7本塁打とアピールしてメジャー昇格の期待を抱かせました。

 しかし、その後は2Aとの行き来を繰り返し、シーズン終了後に自由契約。ヤンキースとの契約が終わった原因は、バッティングの不振というより、むしろ守備にあったと思います。

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