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【高校野球】山本昌が選抜を沸かせた好投手を徹底診断 末吉良丞&織田翔希の現在地と「杉内俊哉級逸材」の正体 (5ページ目)

  • スポルティーバ●文 text by Sportiva

準決勝の専大松戸戦で好投した大阪桐蔭・吉岡貫介 photo by Ryuki Matsuhashi準決勝の専大松戸戦で好投した大阪桐蔭・吉岡貫介 photo by Ryuki Matsuhashiこの記事に関連する写真を見る吉岡貫大(大阪桐蔭3年/175センチ・77キロ/右投右打)

 大阪桐蔭のエースナンバーを背負うだけあって、その肩書にふさわしい資質を備えた投手です。リラックスしたフォームから軽く投げているように見えながら、ボールには力強い伸びがあり、球質の高さは際立っています。

 一方で、今大会はやや球筋のばらつきや制球面に課題を残しました。冬場の調整が万全ではなかった可能性もあり、ストライクを先行させられない場面が目につきました。ただ、フォーム自体は非常にまとまっており、技術的に大きく手を加える必要は感じられません。

 実際、コースに決まったボールは高校生打者では対応が難しいレベルにあり、本来のポテンシャルの高さは随所に見えています。回転数の多い直球も特徴で、軽く腕を振るなかでキレと伸びを両立できている点は大きな武器です。

 あとは調整次第でしょう。ストライクゾーンで勝負できる状態に戻れば、打者を圧倒できるだけの力は十分にあります。チームにはほかにも好投手がおり、投手陣の柱として機能すれば、春夏連覇の可能性を大きく引き寄せる存在になるはずです。夏に向けての巻き返しに期待したいですね。

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