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【高校野球】山本昌が選抜を沸かせた好投手を徹底診断 末吉良丞&織田翔希の現在地と「杉内俊哉級逸材」の正体 (3ページ目)

  • スポルティーバ●文 text by Sportiva

チームの選抜準優勝の立役者となった智辯学園・杉本真滉 photo by Ryuki Matsuhashiチームの選抜準優勝の立役者となった智辯学園・杉本真滉 photo by Ryuki Matsuhashiこの記事に関連する写真を見る杉本真滉(智辯学園3年/177センチ・84キロ/左投左打)

 今大会を代表する左腕のひとりと言っていいでしょう。上背こそ際立っているわけではありませんが、角度のあるボールと安定した制球力で試合を組み立てる能力は、高校生のなかでもトップクラスだと思います。

 力に頼らず、それでいてボールのキレは抜群。多くの試合で先発を任され、安定してゲームをつくり続けた点も高く評価できます。決勝では終盤に大阪桐蔭打線につかまりはしたものの、大会を通じての完成度は際立っており、屈指のサウスポーであったことは間違いありません。

 現時点でも大きく手を加える必要を感じさせない完成度がありますが、今後、体づくりと技術の向上によって球のキレがさらに増せば、より高い次元に到達する可能性を秘めています。タイプとしては、かつての杉内俊哉(元巨人ほか)を想起させるものがあり、将来性も非常に大きい投手です。

 今大会は球数も多く、負担の大きい登板が続きました。まずはしっかりと疲労を抜き、万全の状態で夏の舞台に戻ってくることを期待したいですね。

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