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【夏の甲子園2025】必見の注目野手10人 日本球界の宝になる逸材から和製大砲、魅惑のスピードスターまで (3ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

遊撃手として高い守備力を誇る天理・赤埴幸輝 photo by Ohtomo Yoshiyuki遊撃手として高い守備力を誇る天理・赤埴幸輝 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る赤埴幸輝(天理3年/遊撃手/181センチ・72キロ/右投左打)

守備でのし上がる可能性を秘めた遊撃手。攻めるべきところは攻め、待つべきところは待つ。メリハリのあるフィールディングは、グラウンドで一層映える。力感がなく、さまざまな角度で投げられるスローイングも頼もしい。線が細く、非力に見られがちな打撃は、自分の間合いで力強くとらえる意外性が光る。チーム戦略との兼ね合いもあるが、塁上で相手バッテリーに一段上のプレッシャーをかけられるようになると、さらに評価が高まりそうだ。高校卒業後は社会人でのプレーを希望している。

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