【夏の甲子園2025】必見の注目野手10人 日本球界の宝になる逸材から和製大砲、魅惑のスピードスターまで (10ページ目)
俊足巧打の健大高崎・石田雄星 photo by Sankei Visualこの記事に関連する写真を見る石田雄星(健大高崎2年/外野手/170センチ・72キロ/右投左打)
相手バッテリーを混乱に陥れるリードオフマン。小柄ながらプレーにスピードがあり、状況に応じて何でもできる多才ぶりが魅力。群馬大会決勝・前橋育英戦では、緊迫したタイブレークの先頭打者として登場。送りバントと思いきや、バスターで左中間へと運び、ひと振りで試合を決めてみせた。戦術理解度と適応力は、2年生ながらU18日本代表に選ばれても不思議ではないレベル。「勝てる外野手」として野球人生を拓きたい。祖父・真さんは阪急にドラフト1位で入団した元投手。
著者プロフィール
菊地高弘 (きくち・たかひろ)
1982年生まれ。野球専門誌『野球小僧』『野球太郎』の編集者を経て、2015年に独立。プレーヤーの目線に立った切り口に定評があり、「菊地選手」名義で上梓した『野球部あるある』(集英社/全3巻)はシリーズ累計13万部のヒット作になった。その他の著書に『オレたちは「ガイジン部隊」なんかじゃない! 野球留学生ものがたり』(インプレス)『巨人ファンはどこへ行ったのか?』(イースト・プレス)『下剋上球児 三重県立白山高校、甲子園までのミラクル』(カンゼン)など多数。
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