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【夏の甲子園2025】必見の注目野手10人 日本球界の宝になる逸材から和製大砲、魅惑のスピードスターまで (6ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

今年春の選抜で本塁打を放った西日本短大付・佐藤仁 photo by Sankei Visual今年春の選抜で本塁打を放った西日本短大付・佐藤仁 photo by Sankei Visualこの記事に関連する写真を見る佐藤仁(西日本短大付3年/一塁手/180センチ・91キロ/右投右打)

美しい放物線を描く和製大砲。今春のセンバツでは、2回戦の山梨学院戦で本塁打をマーク。大会随一のスラッガーとして強烈に印象づけた。流行する「マン振り」のフルスイングではなく、運ぶように飛距離を伸ばす。丸みのあるシルエットと打撃スタイルは、ホームランアーチスト・中村剛也(西武)が重なる。現時点で高校通算18本塁打。今は左翼方向に偏っている打球方向が広がっていくと、手のつけられない打者になりそう。一塁守備の身のこなしも鈍重さはなく、高い次元で進化が見込める素材だ。

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