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【夏の甲子園2025】必見の注目野手10人 日本球界の宝になる逸材から和製大砲、魅惑のスピードスターまで (7ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

攻守でチームを引っ張る仙台育英・川尻結大 photo by Matsuhashi Ryuki攻守でチームを引っ張る仙台育英・川尻結大 photo by Matsuhashi Ryukiこの記事に関連する写真を見る川尻結大(仙台育英3年/捕手/172センチ・86キロ/右投右打)

パワフルな攻守が光る、今大会随一の捕手。身長172センチと上背は乏しいものの、厚みのある肉体で高校通算20本塁打を放っている。対応力があるだけでなく、ツボにはまれば爆発力も発揮。右方向にも力強い打球を弾き返す。毎年、充実した投手陣を育成する仙台育英で、2年時からレギュラー捕手を任される経験値も無形の財産だ。今春は高校日本代表候補合宿に招集された。チームメイトでは超高校級のパワーと運動能力を秘める高田庵冬も要注目。宮城大会では不振だったが、高校通算30本塁打をマークする。プロ志望だけに、聖地で存在感を示したい。

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