【夏の甲子園2025】必見の注目野手10人 日本球界の宝になる逸材から和製大砲、魅惑のスピードスターまで (9ページ目)
投打「二刀流」で注目の山梨学院・菰田陽生 photo by Sankei Visualこの記事に関連する写真を見る菰田陽生(山梨学院2年/投手・一塁手/194センチ・100キロ/右投右打)
新時代の怪物候補。山梨学院・吉田洸二監督は「日本球界の宝」と形容したが、決してオーバーではない。高校野球界をあげて、温かい眼差しで成長を見守りたい大器だ。遠目にも目立つ巨体に、底知れないエンジンが内蔵。投打とも膨大な可能性を宿しており、本人も「大谷翔平さん(ドジャース)に続く、世界で戦える二刀流になりたい」と大志を抱く。現段階では石橋を叩くように起用されており、野手中心。ひと振りで逸材とわかるスケールと圧力に溢れたスイングから、高校通算25本塁打を放っている。
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