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サッカー日本代表がブラジルを破れば... ワールドカップ決勝トーナメント完全シミュレーション

  • 杉山茂樹●文 text by Shigeki Sugiyama

連載第79回
杉山茂樹の「看過できない」

 2026年のワールドカップのグループリーグは、これまでの32チームを16チームに絞る舞台から、48チームを32チームに絞る舞台に変わった。各グループ内の上下関係はこれまでより明確になり、"混戦度"は低くなった。つまり、番狂わせは起きにくくなる。

 その結果、強豪は決勝トーナメントの「山」にきれいに散りばめられれば、その1回戦、2回戦で優勝候補同士が対戦する可能性も低くなる。ここでも結果は順当に推移しやすい。そしてこれまでの大会に比べて波乱は少ないという前提に立てば、優勝の行方はいつにも増して占いやすくなる。

 想定される結果といえば、ブックメーカー各社の予想がそれに当たるだろう。前回のこの欄では、その大手のひとつであるウィリアムヒル社の優勝予想オッズをもとに、決勝トーナメントに駒を進めそうな32チームを割り出した(これからプレーオフを戦う国については、やはりウィリアムヒルが優勝予想で上位とする国が勝ち進むものとしている)。

第78回 『サッカー日本代表のベスト8進出は困難 ワールドカップ32強を完全シミュレーション』>>

 今回は、その後の決勝トーナメントの勝ち上がりを、同社の優勝予想オッズに基づきながら予想してみた。優勝の可能性が高いとされる国が勝つものとしたものだ(決勝トーナメントの予想表は5ページ目を参照)。

 まず右側の山から探ってみたい。決勝トーナメント1回戦はこうなるものと予想される(日付は現地時間)。
 

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著者プロフィール

  • 杉山茂樹

    杉山茂樹 (すぎやましげき)

    スポーツライター。静岡県出身。得意分野はサッカーでW杯取材は2022年カタール大会で11回連続。五輪も夏冬併せ9度取材。著書に『ドーハ以後』(文藝春秋)、『4-2-3-1』『バルサ対マンU』(光文社)、『3-4-3』(集英社)、『日本サッカー偏差値52』(じっぴコンパクト新書)、『「負け」に向き合う勇気』(星海社新書)、『監督図鑑』(廣済堂出版)、『36.4%のゴールはサイドから生まれる』(実業之日本社)など多数。

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