夏の甲子園で輝いた好投手を山本昌が解説 「こんなにすばらしいピッチャーがいたのか」と絶賛したのは? (4ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro

2年春から4季連続甲子園出場を果たした広陵・高尾響 photo by Ohtomo Yoshiyuki2年春から4季連続甲子園出場を果たした広陵・高尾響 photo by Ohtomo Yoshiyukiこの記事に関連する写真を見る高尾響(広陵/172cm・73kg/右投右打)

投げるセンスにかけては今大会でナンバーワンの投手でしょう。身長172センチと上背はありませんが、腕の振りがよく勝負どころでの球の走りは一級品。マウンドでのたたずまいもただ者ではありません。大舞台での実戦経験が豊富だからか、場面に応じて投球を変えられるセンスがずば抜けていました。プロに行ったら、高校生投手で最初に出てくるのは彼かもしれません。これからは体を強くして、腕の振りがもう一段鋭くなってくれば楽しみです。スピードが上がって、より勝てる投手になるでしょう。

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