今夏甲子園出場の監督通算勝利数トップ10 大阪桐蔭・西谷浩一監督不在で1位に輝いたのは? (2ページ目)

  • 戸田道男●文 text by Toda Michio
  • photo by Sankei Visual

 監督の実績が大きくものを言うのは高校野球ファンならだれも実感していることだが、今大会出場の監督で甲子園優勝経験があるのは6人。ただ夏の甲子園で優勝経験があるのは仙台育英・須江監督ただひとり。もしも昨夏、「白河の関越え」が果たされていなければ、今大会は夏の優勝監督がゼロという大会になっていたかもしれない。

甲子園優勝経験のある監督
阪口慶三(東邦、大垣日大)/春1回(1989年=東邦)
中井哲之(広陵)/春2回(1991年、2003年)
小坂将商(智辯学園)/春1回(2016年)
倉野光生(愛工大名電)/春1回(2005年)
比嘉公也(沖縄尚学)/春1回(2008年)
須江航(仙台育英)/夏1回(2022年)

 はたして、大会が終わる頃にランキングはどう変わるのか。指揮官たちの戦いからも目が離せない。

プロフィール

  • 戸田道男

    戸田道男 (とだ・みちお)

    1961年岩手県一関市生まれ。明治大学卒業後、東京スポーツ新聞社で4年間野球担当記者を務めたのち、ベースボール・マガジン社入社。週刊ベースボール、ベースボール・クリニックほか野球関係の雑誌、ムックの編集に携わる。2011年に同社を退職し、同年から2021年まで廣済堂出版発行の「ホームラン」編集を担当。現在はフリーランスの立場で野球関連の編集者&ライターとして活動中。

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