「2023年ドラフト戦線」主役の10人。超高校級スラッガー、155キロ左腕、爆肩捕手など大豊作 (3ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

「広陵のボンズ」の異名をとる真鍋慧「広陵のボンズ」の異名をとる真鍋慧この記事に関連する写真を見る真鍋慧(広陵高/一塁手/189センチ・89キロ/右投左打)

 佐々木麟太郎、佐倉侠史朗(九州国際大付)、明瀬諒介(鹿児島城西)と一塁手の高校生スラッガーが多いのが2023年ドラフト戦線の特徴だが、確実性を併せ持つという意味でスカウト陣に評価されるのはこの選手かもしれない。身長189センチ、体重89キロと長身の強打者ながら、ヒットゾーンに運ぶ技術もある。ツボにはまればどこまでも飛ばす長打力、一塁以外をこなせる基礎的な守備能力もあるだけに、ひと冬の成長次第では最終的に佐々木を上回る評価を勝ちとっても不思議ではない。

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