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山本昌が甲子園で輝いた11人の投手を診断。「この夏、最大の収穫」とほれ込んだ逸材は? (5ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

投手経験は浅いが最速148キロを誇る富島の日高暖己投手経験は浅いが最速148キロを誇る富島の日高暖己この記事に関連する写真を見る日高暖己(富島/184センチ・77キロ/右投左打)

一見すると粗削りですが、腕の振りにすごく光るものを感じます。右腕が高い位置から出てきて、腕を強く振って変化球が投げられるのもいい。体はまだできていませんが、将来が楽しみです。体重移動があまりできていないので、左肩が捕手側に寄ってくるようになるとコントロールも腕の振りもさらによくなるはずです。聞けば本格的な投手経験が浅いそうですから、使い減りしていないのも好材料ですね。これから別人のように成長しても驚かない好素材です。

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