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山本昌が甲子園で輝いた11人の投手を診断。「この夏、最大の収穫」とほれ込んだ逸材は? (3ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

初戦で一関学院に敗れた京都国際・森下瑠大初戦で一関学院に敗れた京都国際・森下瑠大この記事に関連する写真を見る森下瑠大(京都国際/180センチ・75キロ/左投左打)

2年生だった昨年から見てきた投手で、僕も高く評価してきました。フォームは非の打ち所がなく、投手としての完成度や実戦での強さもすばらしいです。今年は春以降に左ヒジ痛を発症して、この夏はぶっつけ本番に近く、体調も思わしくなかったと聞きました。そうでなければ、これだけ打たれるはずがありませんからね(初戦の一関学院戦で3回4失点)。ただ、特定の部位をかばって投げているようには見えませんでしたから、変なクセがつくことなく次のステージに行けるでしょう。体を早くリセットして、本来の投球を取り戻してもらいたいです。

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