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【自転車】ツアー・オブ・ジャパン、TeamUKYOの結果は? (3ページ目)

  • 西村章●構成・文・写真 text & photo by Nishimura Akira

 20日(水)の第3ステージは岐阜・美濃。1周21.3キロの周回コースは、直角コーナーや1000メートルのロングストレートを備え、選手とチームの戦略が結果を大きく左右するレイアウトだ。レースは、ラストの集団スプリントを制したニコラス・マリーニ(イタリア/NIPPO・ヴィーニファンティーニ)がステージ優勝を挙げた。トップとタイム差なしの6位でフィニッシュした土井は、この日も日本人最上位。

 翌日、長野県の南信州で行なわれた21日(木)の第4ステージは、123.6キロの走行距離を終えて上位23名がタイム差なしのフィニッシュとなった。この日、勝利を挙げたのは日本のコンチネンタルチーム、マトリックス・パワータグに所属するベンジャミン・プラデス(スペイン)。TeamUKYOでは、土井がタイム差なしの17位、ホワイトハウスはトップから42秒遅れの25位でゴールした。

 第5ステージの富士山ヒルクライムは、ツアー・オブ・ジャパン全スケジュールのクイーンステージともいうべき難関コースだ。全長はわずか11.4キロだが、須走口から富士あざみラインを5合目まで一気に駆け上がる激坂レイアウトで、区間の最大勾配は22%に達する。かつては「40分を切るのは不可能」とも言われた難コースだが、昨年のレースではミルサマ・ポルセイェディゴラコール(イラン/タブリーズ・ペトロケミカル・チーム)が38分51秒という驚異的なタイムで勝利し、周囲の度肝を抜いた。

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