【自転車】ツアー・オブ・ジャパン、TeamUKYOの結果は? (2ページ目)
全8日・計7ステージの戦いは、5月17日(日)の大阪・堺ステージから始まった。
この日のレースは、仁徳天皇陵前をスタート地点にして2.65キロの公道を使った特設コースで、1周のタイムを競う個人タイムトライアルだ。選手たちは30秒間隔でひとりずつコースインし、100分の1秒単位でタイムを競う。プロコンチネンタルチーム、ドラパック・プロフェッショナル・サイクリング(オーストラリア)のブレントン・ジョーンズが最速タイムを記録し、初日ステージの優勝者となった。
TeamUKYOを率いる片山右京監督は、オープニングディの各選手の走りを振り返り、まずまずの内容だった、と振り返った。
「今日は特に戦略やオーダーなどもなく、選手全員がレース全体のウォームアップのようなつもりで臨みました。レースが大きく動き始めるのは第2ステージ以降、特に終盤の富士山ステージと伊豆ステージになると思うので、そこでいいレースをできるように気を引き締めて各ステージに挑みます。今年のツアー・オブ・ジャパンは、個人総合を狙うのではなく、チームとして上位成績を狙っていきたいと考えています」
今年のツアー・オブ・ジャパンは、移動日の月曜をはさみ、火曜以降は連日レースをしながら少しずつ東へと移動するスケジュールだ。レース2日目となる19日は、今年から新設された三重・いなべステージ。前半区間が下り、後半が上り基調のコースで、スカイダイブ・ドバイ・プロサイクリングチーム(UAE)所属のチュニジアチャンピオン、ラファー・シティウィがこの日のステージを制した。日本人最上位はTeamUKYOの土井雪広(21位)。
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