2018.08.11

4年ぶりのメダル獲得。入江陵介は
アメリカで大雑把な身体に成長した

  • 松田丈志●文 text by Matsuda Takeshi
  • photo by Kyodo News

【短期連載】松田丈志が解説!「パンパシ」・「アジア大会」(2)

 陵介が帰ってきたー。

 パンパシ水泳2日目、昨日行われた男子100m背泳ぎ決勝で入江陵介が52秒78の好タイムで2位に入った。主要国際大会での表彰台はじつに4年ぶり、2014年のアジア大会以来だ。高速水着時代に自身が記録した52秒24の日本記録更新も視野に入ってきた。

久しぶりの表彰台で笑顔がこぼれる入江陵介

 リオ五輪後、現役続行するか迷った時期もあったと思うが、思い切って環境を変え、単身アメリカに渡った。そのことが心身共に好影響を与えている。現役続行と単身渡米。その決断から約1年半。ようやく形になってきた。

 心の部分では、何より楽しそうに泳いでいる。今年4月の日本選手権、入江に話を聞いた時、冗談交じりにこう言った。

「アメリカで練習する方が気楽です」