田中佑美が宝塚音楽学校への受験を断念した理由 両親から言われた「その程度の覚悟ならば、辞めたほうがいい」
web Sportiva×BAILA special collaboration
feat. 田中佑美(陸上100mハードル)vol.2@後編
◆田中佑美・前編>>過去を振り返るのは「引退してから」今は「新しい次の物語がある」
撮影でも自然な笑顔を見せる田中佑美選手 photo by Kojima Yoheiこの記事に関連する写真を見る 女性向けメディア『BAILA』とのコラボ企画インタビューの後編。女性誌で活躍中のヘア&メイクアップアーティスト、スタイリスト、カメラマンが撮影を担当し、インタビューでは田中佑美のプライベートなどの内なる部分を掘り下げて話を聞いた。そこで発せられた言葉から見えてきた、彼女の新たな一面とは──。
◆田中佑美×BAILA「秋冬ファッションコーデ」ビューティーカタログ>>
◆田中佑美・パリオリンピックを終えて〜「私服」スタジオ撮影オフショット集>>
※ ※ ※ ※ ※
↓↓↓【動画】田中佑美選手の生音声インタビュー【動画】↓↓↓
── 日本を代表するハードラーの田中選手ですが、オンとオフの切り替えはスムーズなほうですか。
「練習している時と、していない時では、オンとオフの区別はついていると思います。ただ、日常のなかに『アスリート』という意識が溶け込んでいるので、あまり考えてはいないのですが、プライベートでもアスリート的な視点になってしまうことはありますね」
── というと?
「たとえば、休日にどこかに出かけますとなっても、基本的に脚のことを考えてスニーカー以外は履かなかったり、食生活にしても節制しているわけじゃないんですけど、自炊をしたり、揚げ物をあまり食べなかったり、スイーツはご褒美的なものであったり。
努力をしているわけではないんですけど、必然的にそういったものが生活のベースにあります。なので、きっとこれってアスリート的なんだろうなって思います」
── 競技に影響しないように、自然体でアスリート的な生活ができているわけですね。スイーツを食べに行くのはチートデイ、みたいな。
「はい。食べるのを我慢するのもストレスなので(笑)。ただ、食べすぎて後悔するのもストレスなので、そこは適度に」
1 / 4
著者プロフィール
石塚 隆 (いしづか・たかし)
1972年、神奈川県出身。フリーランスライター。プロ野球などのスポーツを中心に、社会モノやサブカルチャーなど多ジャンルにわたり執筆。web Sportiva/週刊プレイボーイ/週刊ベースボール/集英社オンライン/文春野球/AERA dot./REAL SPORTS/etc...。現在Number Webにて横浜DeNAベイスターズコラム『ハマ街ダイアリー』連載中。趣味はサーフィン&トレイルランニング。鎌倉市在住