今季の大学駅伝で注目のランナー10人。駒澤大の田澤廉、青学大の「新エース」などの状態は? (6ページ目)

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato
  • photo by Kyodo News、AFLO SPORTS

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(いしはら・しょうたろう/東海大/2年)

 倉敷高3年時の全国高校駅伝1区で区間5位と好走。東海大ではルーキーイヤーから駅伝でインパクトのある活躍を見せた。昨年、全日本4区で区間賞を奪うと、順大・塩尻和也(現・富士通)が保持してきた区間記録を28秒も更新。箱根は3区で区間賞の走りでトップに立っている。

 今季はトラック種目で大躍進。5月に5000mで13分30秒98(U20日本歴代3位)をマークすると、関東インカレの1部10000mではケニア人留学生と真っ向勝負を演じて、28分05秒91(U20日本歴代2位)で3位(日本人トップ)に食い込んだ。6月に故障があったものの、夏合宿からチーム練習に復帰。駅伝シーズンでもエースとしての走りを披露してくれるだろう。東海大は2年生世代に好選手がそろうだけに近未来が楽しみだ。

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