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今季の大学駅伝で注目のランナー10人。駒澤大の田澤廉、青学大の「新エース」などの状態は? (5ページ目)

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato
  • photo by Kyodo News、AFLO SPORTS

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(こんどう・こうたろう/青山学院大/3年)

 愛知・豊川工高の出身で、高校時代は全国大会の活躍はなかったが大学で飛躍。昨季は全日本2区で区間13位に沈んだものの、箱根は7区で区間3位と好走。今季は5000mで22人が自己ベストを更新している青学大のなかでも、突出したタイムを叩き出している。4月に10000mで青学大記録の28分10秒50をマークし、5月の関東インカレは2部10000mで6位(日本人4位)。7月には5000mでも13分34秒88の青学大記録を打ち立てた。

 9月の日本インカレは5000mを制して、長距離種目では青学大初のチャンピオンに輝いた。1年時に学生駅伝で活躍した岸本大紀が完全復帰して、西久保遼が台頭するなど3年生たちが充実しているだけに、「新エース」近藤の活躍次第では"アオガク時代"が再来するかもしれない。

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