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今季の大学駅伝で注目のランナー10人。駒澤大の田澤廉、青学大の「新エース」などの状態は? (10ページ目)

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato
  • photo by Kyodo News、AFLO SPORTS

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(たんしょ・けん/東京国際大/3年)

 箱根は2年連続で1区を担い、区間13位と同15位。上位校と僅差でタスキをつなげて、花の2区に起用されたエースたちの快走をアシストした。昨年の全日本は2区で区間8位。13位から8位まで順位を上げている。

 今季は5000m13分46秒17、10000m28分19秒17と自己ベストを短縮。9月の日本インカレ5000mでは3位に食い込んだ。6月の全日本関東選考会は丹所とイェゴン・ヴィンセント(3年)が入った最終4組で一気に順位を上げ、トップ通過を決めている。箱根の2区と3区で区間記録を持つヴィンセントという"超大砲"がいるだけに、日本人エースが快走すれば、東京国際大がトップを走るシーンが見られるだろう。

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