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今季の大学駅伝で注目のランナー10人。駒澤大の田澤廉、青学大の「新エース」などの状態は? (8ページ目)

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato
  • photo by Kyodo News、AFLO SPORTS

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(みうら・りゅうじ/順天堂大/2年)

 3000m障害で高校記録、U20日本記録、学生記録、日本記録を保持する。今夏の東京五輪には日本の学生長距離選手として唯一出場。男子3000m障害の予選で日本記録を8分09秒92まで短縮すると、決勝では日本人初入賞(7位)の快挙を達成した。

 昨年は箱根予選会で、大迫傑が保持していたハーフマラソンのU20日本記録を更新。全日本は1区で区間賞・区間新をゲットしたが、箱根は1区で区間10位に終わった。今季は3000mで7分48秒07(日本歴代4位)のU20日本記録を樹立。7月には5000mで13分26秒78(日本人学生歴代8位、U20日本歴代2位)の好タイムをマークしている。学生ナンバーワンのスピードを学生駅伝でも爆発させる。

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